2014年時点でのプレイ環境

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最終更新日 2016年1月17日

セガ系ゲーム機を遊ぶ環境について、2014年時点での私の環境を事例にし、環境整備する際の参考にしていただければという趣旨のページです。あくまで事例ですので、これがベストなわけではありません。

将来状況が変わることを想定した文書構成にしています。また、一部非セガ系ゲーム機を繋ぐ情報も含めています。

2014年時点での状況

2011年7月の地デジ化の前後でブラウン管の生産終了があり、ブラウン管モニタの新品入手が困難になりました。また、一般ユーザ向けのPCモニタおよびテレビは16:9の液晶が主流になりました。プラズマテレビは生産メーカーが相次いで撤退しています。そして、有機ELのPCモニタは業務用の非常に高価なものしかありません。4Kテレビも高価なため、普及はまだしていません。

入力端子はPCモニタ、テレビともにHDMIが普及し、逆にD端子とS端子、およびコンポーネント・ビデオ端子は縮小傾向です。PCモニタ用は普及価格帯のモデルだとDVI/DisplayPort/D-sub 15ピンのうち2つとHDMIが付くって感じの製品が多いです。D-sub 15ピンは縮小傾向です。

モニタの選択

サターン以前のゲーム機を遊ぶのに本当にいいのは15kHzのブラウン管を使ったモニタですが、上記したように厳しい状況です。現実解として液晶モニタ/テレビにアップスキャンコンバータを使って接続するのが無難だと思います。

ドリームキャスト(以下DC)を使用する場合はVGAボックスを使用するため、ミニD-Sub15ピン入力端子があり、かつHDMI入力端子があるPCモニタを用意するのがお勧めです。また、VGA対応していないDCソフトを遊ぶために、PCモニタかテレビにS端子があるといいでしょう。DCを使用しない場合は、HDMI端子があるPCモニタかテレビがあればいいです。

アクションやシューティングを遊ぶ場合、遅延が少ないモニタ/テレビがいいです。テレビだと東芝のレグザが定評あります。

上記を満たすモニタの例としては、三菱VISEO MDT23IWGがあり、私はこちらを使用しています。入力端子にDVI-D、ミニD-Sub15ピンはもちろん、HDMI端子が2つ、D端子とS端子、コンポジットもあるため、セレクタを使わなくても多くの機種を繋ぎっぱなしにできます。また、VGA非対応のDCソフトにも対応できますし、プレイステーション2やWiiをプログレッシブ映像で楽しむことも出来ます。

ディスプレイスタンド/アーム

液晶モニタで縦画面のゲームを遊ぶのに、ディスプレイスタンドやアームを用意しておくと便利です。上記した三菱VISEO MDT23IWGはリフティングターン機構により右90度回転ができるため、DCの式神の城2などは問題なく縦画面で遊べますが、サターンのシューティングで縦画面対応しているものはほぼ全て左90度回転が必要なため、スタンド/アームがないと縦画面で遊べません。

私はLCDデスクスタンドを使用しています。購入したのですが、あまり場所をとらない上に使いやすくて気に入っています。

アップスキャンコンバータ

別途アップスキャンコンバータにまとめてありますが、液晶モニタを使用する場合はFRAMEMEISTERを使用するのが無難です。ただし、タイトー F3システム基板は苦手としています。

FRAMEMEISTERは、ゲーム中のノンインターレースとインターレースの切替が苦手です。具体的には、サターンでゲーム中にムービーが入る箇所で、一瞬画面が暗転しやすいです。

キャプチャボード

現在はゲームプレイをPCに録画することが簡単にできます。自分のプレイを見直して攻略に役立てるのもいいですし、YouTubeやニコニコ動画に投稿するのもいいでしょう。基本的なことは「VIPで初心者がゲーム実況するには@Wiki - キャプチャーボード」にまとまっていますので、そちらが参考になると思います。

私はElgato Game Capture HDマイコンソフト XCAPTURE-1を使い分けています。それぞれの長所と短所を、私が感じている中で述べますと以下の通りです。

Elgato Game Capture HD

アナログRGB21ピンを使う機種は、いったんFRAMEMEISTERに接続した上で、HDMIでGame Capture HDに接続します。

長所
短所

Game Capture HDの最大の長所は付属ソフトが高機能な点です。Flashback Recordingにより、録画の開始・終了を意識せずに録画できるのは大きいです。ありがちな「いいプレイだったときに限って録画し忘れていた」のを防げます。

欠点はDCを480pで録画しづらい点くらいでしょうか。動画の黒枠については、録画後に動画編集ソフトでカットすればいいです。

マイコンソフト XCAPTURE-1

XCAPTURE-1を使う場合、アナログRGB21ピンを使う機種は「XSYNC-1を使用せずに直接FRAMEMEISTERに接続した上で、HDMIでXCAPTURE-1に接続する構成」と、「XSYNC-1に接続した上で、XSYNC-1からXCAPTURE-1とFRAMEMEISTERに分配する構成」の2種類の接続法を選べます。機器構成は前者の方がシンプルですが、後者の方がPAL版マスターシステムで安定します(少なくともうちでは)。

長所
短所

長所はいろいろありますが、まず、標準のソフト(Video Keeper2)以外のソフトでも録画できる点です。これは、他の機器から乗り換える人にとっては大きなメリットでしょう。また、人気キャプチャソフト「アマレコTV」なら、AMVフォーマットなどの可逆圧縮フォーマットで録画できるのもメリットです。

また、ミニD-Sub15ピン端子があるため、VGAボックス経由でのDCの録画がしやすいのもメリットです。ただし、マスターシステムやメガドライブ、サターンでXSYNC-1を使う場合もミニD-Sub15ピン端子を使うことになるので、15ピンのセレクタを用意しないと、全機種繋げっぱなしにはできません(RGB21ピンセレクタはそもそも使う前提です)。

マスターシステムやメガドライブ、サターンはXSYNC-1を通した方が動画の両脇に大きな黒枠を入れずに録画できるのと、海外マスターシステム(PAL版)のゲームでXSYNC-1を使わないと暗転しやすい場面や画面が潰れる場面で安定することがあるメリットがあります。また、XSYNC-1なしだとFRAMEMEISTERでメガドライブが安定しなかった方が安定したケースもあります(伝聞情報)。ただ、FRAMEMEISTERにはXSYNC-1のスルー側出力を繋げているのに、直接繋げているときと安定度が変わるのが不思議です。

具体的には、海外マスターシステム(PAL版)のPOWER STRIKE IIで全滅アイテムを取ったときにプレイ画面が暗転しやすかったのが改善しました。また海外マスターシステム(PAL版)のSAGAIAで水中遺跡面がXSYNC-1なしだと画面が潰れていたのも、XSYNC-1を使うことで解消しました。

短所は少ないようでいて、最初の「intelまたはルネサスのUSB3.0ホスト・コントローラICでないといけない」のが、大きいです。実際、ASUSのマザーボードでよく使われているASMedia Technologyのチップを搭載したPCだと、XCAPTURE-1は使えませんでした。ここに引っかかる人は、拡張USB3.0ボードを別途用意する必要があります。XCAPTURE-1を購入前の場合、同社のSC-512N1-L/DVIを購入するという選択肢もあります。

XSYNC-1の15ピン出力経由だと録画できない基板がある件ですが、XSYNC-1のスルー出力からFRAMEMEISTERを経由させることで回避可能です。音声はキャプチャソフトの設定で、アナログ入力から取るようにすればいいです。

実際の機器構成例

キャプチャの節で書いた内容だけですとイメージしにくいと思いますので、実際の構成例を図にしてみました。

XSYNC-1を使用しない構成例

XSYNC-1を使用するときよりもシンプルでわかりやすいです。

Elgato Game Capture HDを使用するときは、下図のXCAPTURE-1とGame Capture HDを入れ替えるだけです。ただしDCのRGB接続はできません。Wiiはコンポーネント端子で接続できるはずですが、試したことがありません。

XSYNC-1を使用しない構成例

XSYNC-1を使用する構成例

セレクタ地獄ですが、上記したようにXSYNC-1なしだと安定しないソフトがある場合に対処できます。

XSYNC-1を使用する構成例

試したこと

トランスコーダの使用

上記の環境を構築した後、サターンの遅延を少しでも少なくできないかを検証するために、マイコンソフト XSELECT-D4やYS SolutionsのCP-264を使用してサターンをD1接続し、FRAMEMEISTERを使わない構成を試してみました。結論から言うと採用はせず、2014年6月現在は上記の「XSYNC-1を使用する構成例」で運用しています。

トランスコーダーを使用しないのは以下の理由からです。

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